気をつけよう!「知覚過敏」

こんにちは。出水市 おてき歯科医院 院長の樗木です。

毎日寒く、乾燥した日が続きます。ご自身の健康はもちろん、火事などにも十分お気を付けください。

冬になると特に気になる人が増えるのが「知覚過敏」です。冷たい水はもちろん、風にあたるだけで急にしみる時があり、とてもイヤなものですよね。

これは、誤った歯磨きや歯ぎしり、歯周病などによって歯の摩耗や歯肉が下がり、本来エナメル質や歯肉の下に隠れているはずの象牙質が表面に露出してしまい、そこにある神経に刺激が加わることで起きる痛みです。

日頃、次のようなことに気を付けていると知覚過敏の予防になります。

歯磨き

歯ブラシは力を入れずに小刻みに動かし、優しく丁寧にみがきましょう。
歯ブラシがあたって痛いから…と歯磨きを怠るとプラークが残り、知覚過敏の悪化、むし歯・歯周病等、さらに悪循環となってしまいます。

歯ぎしり・食いしばり

歯科にご相談いただき、マウスピースを作ることをおすすめします。
歯ぎしり・食いしばりの際の歯への負荷は体重の2~5倍と言われます。体重60キロの方は少なくとも120キロもの力が知らないうちにかかっていることになります!

歯の摩耗を防いでくれるだけでなく、マウスピースの厚みによって歯が浮き、歯や顎への負荷が軽くなり歯肉を下がりにくくする効果も期待できます

歯ぎしりに対するマウスピース作成は保険が適用されますので、お気軽にご相談ください。 

すでに歯肉が下がって露出してしまった歯には歯科で状況に適した治療をすることも可能です。

もちろん、そもそも知覚過敏ではなく、むし歯だった…ということもありますので、気になる症状がありましたら歯科を受診するようにしてくださいね。

2021年1月の医院からのお知らせ

休診日

12月29日()~1月3日()まで年末年始のため休診いたします。
※その他 日曜日・祝日休診

矯正日

・1月7日()午後2:00~6:30
(矯正担当専門医:木佐貫 聡 )
・2月4日()午後2:00~6:30

その他お知らせ

2月14日()休日当番 AM9:00~11:30

当院の診療スケジュールはこちらからもご確認いただけます。

以上、どうぞよろしくお願い致します。

2020年もあと少し

こんにちは。出水市 おてき歯科医院 院長の樗木浩です。

恐らく今後の歴史に残るであろう2020年もそろそろ終わりが近づいています。
昨年の今頃、一年後の世界がこんな混沌とした状態になっているなんて、誰も想像していなかったですよね。

つらいこと、悲しいことが多かった一年ですが、コロナ禍だったからこそ起きた良かったこともありました。

外出自粛の中、家族で過ごす時間が増えたこと。外出自粛解除後も引き続き在宅ワークとなり、以前よりもお子様との時間や趣味の時間を取れるようになった方も多いと思います。

家での食事が増え、健康的な食生活になったという話も聞きます。満員電車や渋滞が減ったり、地球規模で大気汚染が改善された、なんていうこともあったそうですね。図らずも、今までの生活を見つめ直す機会となったとも言えます

今年はいつもにも増してあっという間に過ぎ去って行った一年でした。本格的な冬を迎え、コロナも第3波が押し寄せているところです。クリスマス・忘年会など、例年ですと親しい人々と集い、ワイワイと楽しい日々を過ごす時期ですが、今年はちょっと我慢ですね。

今一度気持ちを引き締めて、みんな元気に新しい年を迎えましょう。生活リズムが狂いがちな年末年始ですが、しっかり歯磨きしてくださいね!今年も一年ありがとうございました

11月の医院からのお知らせ

11月の休診日

以下の日程は休診となっております。

日曜日・祝日休診

11月の矯正日

11月5日(木)  午後2:00~6:30
(矯正担当専門医:木佐貫 聡 )

その他お知らせ

11月11日(水)PM1:30~ 保育園健診の為、PM3:00より開院
11月15日(日)休日当番 AM9:00~11:30

 

当院の診療スケジュールはこちらからもご確認いただけます。

マスクの中のお口は…?

こんにちは。出水市 おてき歯科医院 院長の樗木です。

秋も深まり、本格的に冬の到来を感じるようになりました。
そろそろ風邪やインフルエンザも気になってくる季節。
今年はコロナ禍ということもあり、例年以上に感染症予防に取り組みたいところです。

基本の手洗い・うがいの励行、インフルエンザワクチンの接種など、できることはたくさんありますね。

唐突ですが、マスクをつけてこのブログを読んでいる方に質問です。
今、マスクの中のお口は閉じていますか?

マスクを着用していると、本人も気づかぬ内にお口での呼吸(口呼吸)が増加する傾向にありますが、人間は本来、呼吸は鼻で行い、口は食物を取り入れるようになっています

鼻は鼻毛や鼻腔粘膜を通る過程でホコリや花粉、ウイルスや細菌などの大部分をブロックしてくれるようになっています。フィルターやマスクのような役目をしてくれているのですね。

また、冬の乾いた空気を吸いこんでも、鼻の中を通って肺に到達する頃には加湿された暖かい空気に変わっています。

しかし、元々食べ物を取り入れるための器官である口やのどにはそのような役割をしてくれる機能が備わっていません。
ゆえに、鼻呼吸ではブロックされるウイルスや細菌などが素通りで体内に侵入でき、冷たい乾いた空気が直接肺に取り込まれてしまいます

感染症対策として鼻呼吸の方が良いことは言うまでもありませんね。

他にも、鼻呼吸で受けることができる恩恵は例えばこんなものがあります。

  • 脳への酸素流入量が増加し、脳が活性化される
  • お口の中が乾かないので、殺菌作用のある唾液量が減らず、歯周病やむし歯、口臭の予防となる
  • 基礎代謝がアップする

無意識のうちに口呼吸になっていることが多いので、「口を閉じている」ことを意識するように心がけましょう。睡眠中の対策には肌に優しい医療用のテープを貼って口が開くのを防止するのも一つの方法ですよ。

10月の医院からのお知らせ

10月の休診日

以下の日程は休診となっております。

日曜日・祝日休診

10月の矯正日

10月1日(木)  午後2:00~6:30
(矯正担当専門医:木佐貫 聡 )

 

当院の診療スケジュールはこちらからもご確認いただけます。

定期健診を受けていますか?

こんにちは。出水市 おてき歯科医院 院長の樗木です。

だんだんと涼しい日が増え、過ごしやすい気候になってきました。
まだまだマスクが手放せないご時世ですが、外でつけていてもだいぶラクになってきましたね。

さて、みなさんは歯科にはどのような時に行きますか?

「歯が痛い時」
「歯肉が腫れた・出血した」
「つめものやかぶせものが取れてしまった」

など、何か困ったことが起きてから行く場所だと思っていませんか?

日本歯科医師会が公表している全国の15~79歳の男女1万人を対象に行ったインターネット調査歯科医療に関する生活者調査の結果によると、歯科治療経験者の63%はかかりつけ歯科医がいると答えながらも、定期的に歯科受診をしている人はわずか31%でした。

「これまでの人生を振り返ってもっと早く健診や治療をうけておけば良かったと思っている」のは75.7%という結果も出ています。

また、日本・アメリカ・スウェーデン 3カ国のオーラルケア意識調査Vol.1によると、歯の健診目的での 直近1年間の受診回数について、次のような結果が出ています。

・直近1年間の受診回数について「1回~2回」という回答
日本30.4%、アメリカ55.4%、スウェーデン65.5%

・「受けていない」という回答
それぞれ57.5%、35.1%、32.4%

アメリカやスウェーデンでは多くの人が痛くなる前、何か不都合が起きる前に歯科に行くことがわかりますが、それに比べ日本ではその「予防」の意識が低いといえます

もちろん日本でもここ数年で予防に対する意識は向上していると言われています。

まだお口の中が健康な頃から定期健診を受けておくのとそうでないのは、歳を重ねてからの残存歯数や歯肉の健康に大きな差がでます。それはまた、健康寿命や、おいしく食事をとる、会話を楽しむ…という「毎日をどのように過ごすことができるか」ということにも大きく影響するのです。

日々忙しく過ごしていらっしゃるとは思いますが、「未来の自分へのプレゼント」のためにぜひ時間をとって定期健診を受けてくださいね

9月の医院からのお知らせ

9月の休診日

以下の日程は休診となっております。

日曜日・祝日休診

9月の矯正日

9月3日(木)  午後2:00~6:30
(矯正担当専門医:木佐貫 聡 )

 

当院の診療スケジュールはこちらからもご確認いただけます。

夏の自由研究

こんにちは。出水市おてき歯科医院 院長の樗木です。

毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

最近は35℃以上になるのが全国的に当たり前になりました。昔は「朝の涼しいうちに夏休みの宿題を済ませましょう」と言われたものですが、朝から一日中暑い今、子供たちは先生になんと言われているのでしょうか?

終日エアコンのお世話にならざるを得ない時代ですが、汗をかく時間も適度に設けつつ、うまく体調管理をしていきましょう。

さて、短い夏休みとなった今年は夏の宿題の定番「自由研究」もなくなった、という話も聞きます。そこで今回は子供たちの代わりに少し自由研究っぽい話題を。

私たちが毎日せっせと手入れをし、大切にしている「」。
その歯を縄文時代の人々はどのように扱っていたのでしょうか?ちょっと調べてみました。

縄文時代の人々は、歯並びは良かったものの、色々な作業をする際に歯を道具としても使っていたのでかみ合わせ部分の摩耗が激しかったようです。それならば歯が鍛えられてむし歯なんてなさそうですが、イモや栗などの糖質を含む食事を行っていたこともあり、意外とむし歯発生率は高かったようです。

また、人生の節目節目に儀式的な意味合いで健康な歯をわざわざ抜いてしまったり、前歯をフォークのようにギザギザに削ったりしていました(叉状研歯さじょうけんし)。

古代の道具で麻酔もなく抜いたり削ったりするのですから、かなり痛みを伴ったことでしょうね。

ちなみに日本の縄文時代と同じ頃の文明であるバビロン第一王朝(現在のイラク。「目には目を」で知られるハンムラビ法典を発布した)では歯と歯の隙間に入りこんだものを小枝などで取り除いたり、麻の繊維を指に巻いて歯の清掃を行ったりしていました。

縄文人よりもずいぶん歯を大切にしていたようですが、それでもやはりむし歯には悩まされていました。
人類にとってむし歯とは、古代~現代、そしてこれからも続く、永遠のテーマなのですね。

8月の医院からのお知らせ

8月の休診日

以下の日程は休診となっております。

日曜日・祝日休診
・8月13日(水)~15日(土)までお盆休みとさせていただきます。

8月・9月の矯正日

8月6日(木)  午後2:00~6:30
9月3日(木)  午後2:00~6:30
(矯正担当専門医:木佐貫 聡 )

 

当院の診療スケジュールはこちらからもご確認いただけます。